馬路村(1)

この本を読んで以来、一度来てみたかった、馬路村にやってきた。高知竜馬空港から車で2時間弱程度なのだが、だんだん道が細くなり、山が深くなっていく様子は、車を運転していない僕にとってはカナリ楽しかった。一度、馬路村を通過して魚梁瀬まで行き、ダムなどを見学しつつ、ワクワクしながら馬路村に侵入。道は、安田川沿いを走っているのだが、数日前までの台風の影響で、かなり増水している。水が濁っているようだけど、十分「清流」に見えてしまう*1。これは、僕が本格的なイナカをほとんど経験していないこともあるだろう。
今日は馬路温泉に泊まらせていただく。右の写真は客室の写真。ロフトもあり、立派なので、驚く。室内は清潔で、十分な広さ。驚いたのは部屋の中が涼しいこと。今日の温度は30度近くあったのに、部屋が川べりにあるためか、少し寒いくらいに感じる。左の写真は、各部屋についているバルコニー(?)。手を伸ばせば、川に届きそうだ。
温泉の様子はここのサイトでかすかにわかる。馬路温泉の「心配人(しはいにん)」の林義人さんの話だと、非常に評判が良いらしい。
なんだか、旅行記のようになってしまったが、柚子ですっかり全国区になった知名度を利用して、観光客も集客しようという戦略は、こうした施設があれば、十分可能なように思った。もちろん、東京からの観光客を集めるにはライバルが多いかもしれないが、高知県、あるいは四国に限ったら、魅力的な観光地になるのかもしれない。